審査の甘い中小金融

中小金融と言えば、大手消費者金融に対する中小消費者金融のことを言います。
規模が小さい中小消費者金融ですが、小さいからこそのメリットが多いです。
 

大手消費者金融とは？

誰もが知っている消費者金融と考えて良いです。
CMもやっています。それもタレントを起用して、宣伝費も大きくかけることができます。

多くの大手消費者金融が銀行傘下に席を置いての営業をしています。こうした知られていることで、審査基準は一定の水準となっていて、誰でも貸す事ができないというのも、利用者のデメリットです。

金融事故などを起こしたブラックにとっては、大手消費者金融の存在は雲の上になってしまいます。
あの大手消費者金融はブラックにも貸付をするという事態は絶対にないのです。
 

中小金融の存在

そうした大手消費者金融に対して、中小消費者金融では大手で借入ができなかった方も基本的に受付けています。
もちろん審査はあり、大手消費者金融と同じ基準の部分もあります。

しかし、ブラック対応と明言しているところがほとんどで、“審査の甘い消費者金融”として知られています。
宣伝にお金をかけていないのは、その必要がないといえます。

大手消費者金融のローン商品で利用できない方が、自動的に中小消費者金融に流れてくることが多いためです。そのときに大手と同じ審査基準なら、利用者はいません。

ですから、審査を甘くして、審査落ちの方に広く利用してもらい営業しています。
そのことが、中小金融ではブラックも借りられる審査の甘い消費者金融ということになるのです。
 

中小金融の融資対象

大手消費者金融の審査落ちのブラックの中には、数年前の債務整理経験者、多重債務者などが多いです。
貸金業法で定める総量規制範囲内であれば、返済能力があるこうしたブラックに対しての借入をしています。
総量規制に関しては、大手消費者金融と全く同じで、年収3分の一以上の借入は一切受け付けていません。
ブラックでもこの点が大丈夫、そして無職ではなく、多重債務でも返済ができることがポイントです。

自己破産者は、2年程度の時間経過が必要です。任意整理をしている方は、基本的に完済後が条件。
債務整理中の中小金融利用はなかなかできないことですが、極甘中小消費者金融では、任意整理や個人再生の返済中のキャッシングができるところもあるようです。
 

中小金融の利用のすすめ

複数社の多重債務者で借入額が少ない場合でも、大手消費者金融では金融業者の数だけで審査落ちになることが多いです。

3社で30万円程度、総量規制100万円でも大手消費者金融のキャッシング審査は審査落ちですが、この場合中小金融では審査通過ができる可能性が大きいです。返済ができない内容ではない、お金の都合が付く、多重債務の数ではなく、返済見込みを重視するのが中小金融の大きな特徴です。

しかし、3社で300万円という多額の多重債務者に関しては、すぐに審査落ちです。
甘い審査にも限界があり、もし中小金融での利用ができないとしたら、債務整理をするしかないでしょう。
またがっても闇金に行かないように。