お金を借りたいけど審査が通らない
2017年10月24日 16時20分
- お金がすぐに必要だけどなかなか審査に通らない
- 債務状況が問題になることも
- 審査が通らない…しかし探せばなんとかなるかも
- 頼みの綱は消費者金融系カードローンだけど
- それでも借入れできなかったら債務整理しかないの?
お金がすぐに必要だけどなかなか審査に通らない
すぐにお金が欲しい…しかし審査が通らない…そんな人も少なくないでしょう。まずは何故審査に通らないのかを考えなくてはいけません。というよりも自分の胸に手を当てて考えてみたら多少なりともお金が借りにくい、審査に通らない、ということがわかっているのかもしれません。もっとも、何故審査に通らないのか、お金を借りることができないのがわからないという人もいることでしょう。まずはお金を借りることができないのはどうしてかということを考えます。業界用語でいうとそれは、「属性が低い」ということに集約されるのです。属性というと何か分別されているように感じますが、ある程度機械的に判断されてふるいにかけられるのが審査のやり方です。人間的なぬくもりがないと考えることもできますが、銀行カードローンや消費者金融会社のカードローンの申込みをする人の数は多いですし、一人一人最初から精査していたらスピーディな審査ができないのです。多くの人は金利の安い銀行への融資の申込みをすると思います。しかし、銀行から借入れするのはかなり難しいのが現状です。ローンの申込をすると銀行も審査に入るのですが、その審査がかなり厳しいのです。もちろん先に挙げた申込者本人の属性に問題がなければすぐにでも融資を受けることができるかもしれません。しかし、そういった人はある意味一握りの人間ということが言えるのです。銀行からの借入れができなければ、消費者金融系カードローンの申込みをすればいいのでは、と考えることでしょう。もちろんその手があるのですが、消費者金融会社のカードローンの金利は高く銀行で借りることができなかったから、それでは消費者金融系カードローンに申し込もうというのもかなりの勇気が必要です。融資を受けるということはお金を借りることがもちろん大事なのですが、それと同じくらいに大事なのが融資を受けたあとの返済計画なのです。返済計画をよく考えていないと、返済がきつくなることもあるでしょう。返済期間が長くなるとその間に人生設計を変えるようなことも起こるかもしれません。退職などがよい例です。すぐに次の仕事が決まればいいのですが、仕事もなくブラブラしているとすぐに返済も滞ってしまうことになります。収入がないのですから当然ですね。可能性として考えられるのは収入の途絶からくる返済の滞納です。その行き着く先はローンカードの利用停止でそれで済めばまだいいのですが、簡易裁判所への訴訟から債務整理ということになると、それは立派な金融事故ですから、一気に奈落の底に落ちてしまうのです。そうならないためにも融資を受ける際は返済計画もしっかりと練らなくてはいけません。滞納などが一度でもあった場合、その情報は信用情報機関に記録されます。そうなるとその情報を信用情報機関に加盟している金融機関、これは、銀行や大手消費者金融会社の他に中小消費者金融会社なども加盟しているので、延滞したという情報は多くの金融機関や貸金業者に共有されることとなるのです。
延滞情報というのは、うっかりしたミスであっても約束を破った、別の言い方をすれば約束を守ることができなかったということになります。こういう約束というのを金融機関や貸金業者はかなり重視します。約束を守ることができないのはそれがうっかりミスであっても、そういう人だとみられかねないのです。ここ一番というときに約束を守れない人というレッテルを貼られてしまったのは大きいと言えるでしょう。
話がそれてしまいましたが、お金を借りたいけど、カードローン会社や銀行の審査が通らないという人は、過去に返済を延滞したことが複数回あるという人も少なくありません。それでも金融事故になっていないのでしたら、時が経てば審査に通るようになることでしょう。もちろん、延滞を繰り返していたのではどうしようもありません。一時的な延滞でそれをすぐに返済しても信用情報機関にはそのようなやりとりもしっかりと記録されているのです。金融機関や貸金業者からの照会には「延滞歴あり」という情報が出てきます。そこには「うっかりミス」といった情状酌量的な付則は一切ありません。延滞のみの事実が機械的に返ってきますから、審査の際に不利になるのは間違いないのです。
このことから、次の融資を受ける際にも、他の債務の返済をしているのでしたら、そういった情報は信用情報機関の中でつながっているというのを強く認識しておく必要があります。
また、そういった延滞情報は審査を受ける中でも大きなウエイトを占めているのですが、それは返済をする中での信用情報です。申込者本人の信用情報も当然審査の対象となりますから、アルバイトか正社員なのかによっても、その人の属性は変わってきます。他社借入があった場合などもすぐにわかりますし、借金の残高の総額などもわかります。ですから、融資の申込み書に他社債務無しと記入したとします。少しでも審査に通りやすいようにという考えからくるものですが、信用情報機関に照会すればわかるようになっているので、虚偽の申告をしたということでその時点で審査に通ることはないでしょう。ですから、審査に有利になるということで虚偽の申告をしないようにしなければいけません。
債務状況が問題になることも
他社借入れが多いこと、すなわち多重債務となっている人は、たとえ融資の申込みをしても審査に通りにくいとされています。多重債務だと返済額も多くなり、返済に窮することが多く、その返済のために新たに融資の申込みをしているのではないかと勘ぐられてしまうからです。そこで一つの疑念が生じます。おまとめローンや借り換えローンという金融商品があるのですが、これは多重債務を解消させるための金融商品です。A銀行などではおまとめローンをかなり推しています。そのようなおまとめローンや借り換えローンを推しているのに、おまとめローンの申込をしても審査に通らないのはどうしてでしょうか。その場合は多重債務だけに問題があるわけではありません。すでに、多重債務に陥って滞納を続けているような人はおまとめローンであっても審査に通らないのです。これは先述したようにうっかりミスであっても延滞は延滞としてカウントされるからです。多重債務であっても、苦しいながらきちんと返済しているのでしたら、多重債務も不問となるでしょう。もっとも多重債務でも限度があり、たいていは3ヵ所程度の他社借入れが多重債務と呼ばれています。5ヵ所を越えるような多重債務となると審査に通ることは難しくなるということです。話がそれてしまいましたが、3ヵ所から5ヵ所程度の他社借入れの多重債務であって、返済に苦しみながらもきちんと返済している人でしたら、多重債務は不問となるでしょう。それでも審査に通らないのは他の属性に問題があるということになります。それは、正社員なのか派遣社員なのかはたまたフリーターなのかで属性はかな違ってきます。多重債務をきちんと延滞無く返済しているという事実を評価してくれればいいのですが、他の属性も交えて審査しているので、一つの部分だけを切り取って審査するということはありません。
インターネットなどでは、審査に通りやすいおすすめカードローン、おすすめキャッシング、消費者金融おすすめの消費者金融会社などが取りざたされています。それでも審査があるのは同じことで、通りやすさの度合いはあるとおもいますが、それほど大差はないでしょう。もっとも、審査に通るかどうかの最終決定は信用情報機関が決めるのでなく、融資を申し込んだ銀行などの金融機関や貸金業者にあるのは間違いありませんから、審査に通りやすい通りにくいといったものは金融機関・貸金業者によって様々ということになります。そうなると、インターネットなどであそこの貸金業者の審査は緩いと言う情報もあながちガセではないのかもしれません。
審査が通らない…しかし探せばなんとかなるかも
お金がないなら無いなりの人生があるという人もいます。しかし、無いなら借りたらいいのでは?という考え方のほうが大勢なのです。それを端的に表しているのが住宅ローンではないでしょうか。お金がなくても家が欲しいというのではなく、住宅を購入するのに住宅ローンは必須です。誰でもポンと現金で買える金額ではないのもあるのですが、住宅ローンを組んだほうが節税にもなるという面があるからです。住宅ローンは特殊な例だから参考にならないという考え方は間違いです。借金は借金ですし、毎月必ず返済するものですし、住宅ローンを返済しなければ、それは延滞ということになりさらに延滞が続くと土地や家屋の差し押さえという措置をとられることになるのです。金額の違いはあっても、金融機関のカードローンや消費者金融系カードローンでも借金は借金ですから状況は同じです。支払いが滞れば差し押さえなどの判断が下されることになるでしょう。他社からの債務がある場合は銀行に融資を申し込んでも審査に通ることは難しいかもしれません。また、利用限度額を抑えられることになるケースもあります。200万円の融資をお願いしているのに、利用限度額が100万円に抑えられるケースです。それは審査の過程において申込者の与信情報に懸念があり、それでも金融機関としては融資をしたい、双方の妥協点を探って融資額を抑えるという判断になるのです。これは金融機関が融通を効かしてくれた例と言えますね。おまとめローンを全面に押し出しているB銀行があるとします。おまとめローン推しですから、多重債務であっても問題はないでしょう。延滞がなければ審査もすんなり通りそうです。とはいっても、フリーターなど収入が安定していない人からの申込みであれば銀行も審査に通すことはないでしょう。なんのためのおまとめローンなのかということですが、申込者の属性がここでも優先されるわけです。カードローンで言えば、みずほ銀行カードローンなどから融資を受けることができるといいでしょう。人気のカードローンですし、金利も低いです。やはり銀行系カードローンは人気が高くその中でも一押しのカードローンと言えます。目指すはこのあたりのカードローンとなりますし、利用者の口コミなどを見ても満足度の高い書き込みが目白押しとなっています。配布されるローンカードの使い勝手の良さが特徴で全国の銀行ATMはもちろん、コンビニATMでも問題なく利用できる点が大きいと言えます。もっとも、銀行系カードローンに申し込んでも審査が厳しいのでかなりの高嶺の花と言えるでしょう。もっと現実的にここなら審査が通るという金融機関を探さなければいけませんが、銀行で審査が甘いというのはないですし、審査が通らなくて困っていると言う人に勧められる銀行系カードローンは皆無というのが現状なのです。
そうなると狙いは消費者金融系カードローンということになりますね。
頼みの綱は消費者金融系カードローンだけど
銀行よりは消費者金融会社のカードローンのほうが審査が緩いというのは周知の事実ですが、それなら誰でも融資可能というわけではありません。大手消費者金融会社は銀行並に審査が厳しくなっています。C銀行がおすすめするカードローンなどは大手消費者金融会社よりも融資を受けやすいともっぱらの評判ですが、突き詰めてみると借入額を抑えると借りやすい、すなわち審査に通りやすくなるということです。ですから、100万円の融資は難しいけども10万円の融資でしたら、審査に通ることも難しくないということになります。10万円というとあまりにも少額の印象があります。それでも審査に通るということが大切なのです。審査に全く通らないのでしたら何がおかしいのか問題があるのかわかりません。もちろん100万円の融資の審査には通らないけど10万円なら融通が効くというのもどこに問題があるのかわからないという人も多いことでしょう。このような審査状況を問い合わせても銀行や消費者金融会社などは審査状況などを教えてくえることは絶対にありません。審査に落ちた理由というのを申込者にしては知りたくて、その理由がわかればそこを改善することができるかもしれないのです。カードローンの利用を考えている人も申込をした人も審査状況について知りたいと思うのは当然です。インターネットでは審査状況はこれだ、ということを書き込んでいる人がたくさんいます。中には実際に審査に携わっていた人の声もあるようですから、信憑性は高いでしょう。会社に正社員として勤めていると審査に通りやすいというのはあながち嘘ではありません。というよりもフリーターよりは属性が高いのは当然のことです。借家住まいよりは持ち家に住んでいる人のほうが属性が高いのも当然です。いざとなれば不動産担保ローンなどが利用できるメリットは計り知れません。カードローン銀行で借りることができなかったら、消費者金融会社に頼るしかないでしょう。ネットではおすすめ消費者金融系カードローンなどをランキング形式で発表しています。ここなら審査に通る、ということなのですが、申込みをする人は様々ですから、書き込みを信じて妄信的に申し込むことのないようにしたいものです。特に借入先が複数ある場合は、端的にカードローン申込みをしないほうがいいです。おそらく多重債務に陥っている人が新たにカードローンの申込みをするのは、返済のためということが大多数と思います。そのようなときはおまとめローン、あるいは借り換えローンへの融資を申し込んだほうが得策です。高額な金額になると思います。カードローンにもおまとめローンにも借入限度額が設定されています。借入限度額で多重債務が解消できるのでしたら、消費者金融カードローンでも、おまとめローンがあるのでしたら、その融資を受けることに全力をかけるべきです。借入金額や借入件数が大事になってくるのですが、消費者金融会社の中には保証人を立ててくれたら、と言う場合もあります。その場合は保証会社の利用も考えたほうがいいでしょう。もっとも、消費者金融会社からの助け船のような感じですから、保証人さえ立てれば借入れできるという事実は大きいと言えるでしょう。
それでも借入れできなかったら債務整理しかないの?
借入れをしても審査に通ることができない、そういった人も多いと思います。そのような人は闇雲に融資の申込みをしている人ではないでしょうか。申し込みブラックという言葉があります。融資の申込みを立て続けに行っている人は審査に通らないというものです。これは、原因がはっきりしていて、融資の申込みをしすぎているからです。金融機関や貸金業者に融資の申込みをしたという事実も信用情報機関に記録されます。そして、審査に落ちたという事実もまた信用情報機関に記録されるのです。ということは、審査の際に審査に落ちたということが照会の時点で知られることになります。理由はわからなくても審査に落ちたという事実に重きがおかれるので、審査に通らないということになるのです。これが申し込みブラックなのですが、この審査に落ちたという情報は半年くらいで消えるそうです。ずっと残っていたら、その人はいつまで経っても審査に落ち続けることになるので当然ですね。ということで、審査に落ちてしまうと半年間は新たな融資の申込みをしても審査に通らないということになります。これはかなり大変で、その間融資を受けることはできないというのは死活問題となる人も多いでしょう。特に切羽詰まった人でしたら、後は債務整理しかないということにもなりかねません。債務整理となるとそれはイコール金融事故ということですから、そこから新たな借入れをすることはできません。現在ある債務残高をこれからどのように返済していくのかを金融機関や貸金業者のの担当者に債務者本人、さらに弁護士などを交えて話し合うことになります。この場合弁護士費用が払えないからといって、弁護士を立てずに債務者だけで話し合いをする人もいますが、海千山千の金融担当者にうまく丸め込まれて、というのは大げさですが、債務者に不利となるような返済計画をのまされる可能性があります。結果的に弁護士費用が出るくらいの返済になってしまうこともありますから、そのあたりはしっかりと弁護士を立てて話し合うようにしましょう。敏腕弁護士でしたら、債務の一部を帳消しにしてもらうこともできるかもしれません。
もっとも、債務整理となる場合の影響をしっかりと考えておいたほうがいいです。向こう5年あるいは10年間は新たな借金はできません。クレジットカードを作ることもできません。あらゆるところで社会的制裁を受けていることを実感しながら生きていくことになる窮屈さを体験していかなくてはいけないのです。当然ですが、債務の返済も続けていかなくてはいけません。それが嫌なら自己破産という方法もあります。
いずれにしても、金融事故あるいはブラックという言葉がついてまわることになるので、そういった事故情報が載るのが嫌なら、まだまだ消費者金融会社の中でも審査に通る貸金業者もいるかもしれません。金額が低ければ成約率も高くなるでしょ。そのような貸金業者をネットなどの情報から見つけるのも手です。債務整理しかないと思うよりもまだまだ手があると考えて努力するべきでしょう。
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